やり投げの北口榛花(きたぐちはるか)選手が日本記録である”64m36cm”をマークした。
それまでの日本記録は海老原有希選手の”63m80cm”だったので、なんと56cmも大幅に更新したことになる。
東京オリンピックの参加標準記録である”64m”を上回ったことにより、出場権を獲得した。
【陸上競技の東京オリンピック出場条件】
- 世界ランキングで上位に入る(今後導入予定)
- 資格期間内(2019年5月1日~2020年6月29日)に標準記録を突破する
女子やり投げの標準記録が”64m00cm”
北口榛花選手は北海道旭川市の出身。
私としても全力で応援するので、今回は北口榛花選手のプロフィールや経歴、メダル獲得の可能性についてまとめていく。
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北口榛花選手のプロフィール
【TOKYOアスリート名鑑】
今夜は陸上・女子やり投で、5年ぶりに日本記録を更新した北口榛花選手(@giant_babyparu)の特集です!
笑顔がトレードマークの北口選手、ニューヒロインに迫ります!NEWS23は今夜11時から、お楽しみに!#北口榛花#やり投#TOKYO2020 pic.twitter.com/rZBf9ylBbP
— news23-sports (@News23sports) May 15, 2019
名前 | 北口榛花 |
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生年月日 | 1998年3月16日(21歳) うお座 |
所属 | 日本大学 |
出身地 | 北海道旭川市 |
身長 | 179cm |
体重 | 86kg |
専門種目 | やり投げ・砲丸投げ |
公式Twitter | |
公式インスタ |
北口榛花選手の経歴
北口選手は小中学生の頃は競泳とバドミントンをしていた。
バドミントンでは小学生の頃、団体で全国優勝をした経歴も持っている。
旭川東高校に進学した当初は競泳部に入部しようとしたが、陸上部の顧問が恵まれた体格を見てスカウト。競泳と陸上を兼部した。
入部2ヶ月で出場した北海道大会で優勝したことをきっかけに、陸上部に専念することとなる。
高校2年生でインターハイ優勝、3年生で世界ユースで優勝をし、日本陸上競技連盟による若手有望選手育成プログラム「ダイヤモンドアスリート」にも選出された。
その後、日本大学に進学するも、故障や恩師の退任によりスランプに陥った。
2018年に転機が訪れる。
やり投げの強豪国・チェコのコーチに出会い、単身チェコに渡り始動を受けたことで、助走の歩数・フォームなどの技術が飛躍的に向上した。
その結果、2019年に日本記録を更新することとなった。
旭川東高校の陸上部顧問はすごいね!
その方が声をかけていなかったら、今の北口選手はいなかった。(競泳の日本代表になってたかもしれないけどね)
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女子やり投げ世界記録
- 72m28:バルボラ・シュポタコバ(チェコ) 2008年
- 71m70:オスレイディス・メネンデス(キューバ) 2005年
- 71m53:マリア・アバクモワ(ロシア) 2013年
- 70m20:クリスティーナ・オーバークフォル(ドイツ) 2007年
- 69m48:トリネ・ハッテスタート(ノルウェー) 2000年
- 69m35:サネット・ビルジョエン(南アフリカ) 2012年
- 68m92:キャサリン・ミッチェル(オーストラリア) 2018年
- 68m43:サラ・コラク(クロアチア) 2017年
- 68m34:シュテフィ・ネリウス(ドイツ) 2008年
- 67m90:クリスティン・フッソング(ドイツ) 2018年
世界の壁は厚いなー!!(北口選手は”64m36″)
ちなみにアジア記録は中国の吕会会選手が2019年に記録した”67m72″。
上には上がいるけど、まだ1年ある。
北口選手の更なる成長に期待しよう!(頑張ってほしい!!)
まとめ
日本新記録を塗り替えたとは言え、陸上競技における世界の壁はやっぱり厚いんだね。
室伏広治選手は異次元すぎる。
でも北口選手は伸び盛りの21歳なので、まだまだ記録を伸ばしていくことであろう。
いよいよ1年後に迫った東京オリンピック。
北口選手を始め、日本選手の大活躍が今から楽しみである。